▼「インフルエンザ」と「普通の風邪」の違い

一般的に、風邪は様々なウイルスによって起こりますが、普通の風邪の多くは「のどの痛み」「鼻汁」「くしゃみ」や「咳」等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。「発熱」もインフルエンザほど高くない場合が多く、重症化することはあまり多くありません。

一方、インフルエンザは「インフルエンザウイルス」に感染することによって起こる病気です。
「38℃以上の発熱」「頭痛」「関節痛」「筋肉痛」等、全身の症状が突然現れます。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。稀に急性脳症や肺炎、中耳炎を合併する場合もありますので、「ぐったり」してご心配のようなら、早めに診察されるようお願いします。