日本学校保健会によって、アレルギー疾患のある児童生徒の学校生活を安心・安全なものにするために、「学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン」が作成されています。
このガイドラインの主要な目的が「学校生活管理指導表」の活用です。
学校は、この管理指導表を用いて、アレルギー疾患のある児童生徒のアレルギー疾患に関する情報を主治医、保護者と共有することができるので、そのお子さんに合った対処がとれるのです。
学校に報告すべきアレルギー疾患を有する児童は、学校より管理指導表をもらいかかりつけ医を受診しましょう。当院では通常の診察予約をとって来院していただいています。
現在のアレルギー症状を相談の上、必要な場合には検査などを行い、管理指導表の記入をさせていただきます。
風しんワクチンは接種していますか?
風しん抗体を持たない、又は低い抗体価の妊娠前半期の女性が風しんにかかると、「胎児」に感染し、心疾患や白内障、難聴など「先天性風しん症候群」の子どもが生まれることがあります。母親の風しんは治りますが、生まれてくる子どもの心疾患や白内障、難聴などは一生治らない可能性があるのです。
風しんは「ワクチンで防げる病気」です。妊娠中の女性は予防接種が受けられません。生まれてくる子どもの未来の為にも、女性の配偶者かつ同居者も含め、妊娠前に予防接種をしておきましょう。
なお、現在さいたま市では、平成26年4月28日~平成27年3月31日まで風しん抗体検査を無料で実施しています。抗体価が十分であるか不安がある方は予防接種の前に調べてみるのもよいでしょう。詳しくは、ホームページ(風しん抗体検査のご案内)まで。
http://www.city.saitama.jp
先日の「2度の大雪」のおかげか、一時的に多くの人が外出を見合わせた事で「感染経路」が断たれ、また同時に湿度も上がり、ウイルスのもっとも苦手な環境が整のいました。
現在は一段落してきたように思えますが、今年は例年と違って「3種類のインフルエンザ」がほぼ同時期に流行しております。まだまだ油断は禁物です。まだ一定期間は流行が「ダラダラ」と継続する傾向にありますので十分に注意をしましょう。
補助的追加接種の肺炎球菌ワクチンの予約数が規定数を超えてしまったため、予約を終了させて頂きました。
・日本脳炎の予防接種は、夏(7月)までに「2回」の接種が必要なワクチンです。ご予約の際は「2回分」をご指定ください。1回目と2回目の接種期間は「6日」以上の間隔をおきましょう。
対象者 :平成25年10月31日までに肺炎球菌(7価)の接種を完了している
お子さん
さいたま市に在住の「5歳未満」のお子さん
実施期間:平成26年2月1日〜平成26年10月31日まで
★対象の方には「さいたま市」から事前に連絡がきます。
肺炎球菌ワクチンのアップデート(7価から13価へ)に伴い、肺炎球菌ワクチン13価を接種する前に定期接種として7価のワクチンを接種完了してしまったお子さんへの補助的追加接種の助成金補助がさいたま市にて決定いたしました。この追加接種を行う事で、より肺炎球菌に対する免疫が上がります。助成金が利用できる期間内に是非、追加接種することをおすすめいたします。
毎年寒い季節に「大小の流行」を繰り返すインフルエンザ。昨年12月にはほとんど流行していませんでしたが、今年1月に入り、インフルエンザの患者数も増え「流行」の兆しがでてきましたのでお知らせいたします。1月現在、さいたま市内で確認されているインフルエンザは3種類あります。
1:A型(香港A型)
2:A型(H1N12009型 いわゆる新型インフルエンザ)
3:B型
インフルエンザとは、インフルエンザ・ウイルスに感染することにより発病します。ここで「まめ知識」として注目したいことは「インフルエンザ・ウイルスは1種類ではない!」という事です。
さいたま市内では1月現在、「3種類」のインフルエンザが確認されているので、「3回インフルエンザになる」可能性が否定できません。この事を胆に命じて、「日々の予防習慣」をこころがけましょう。(防げるものは防ぐ!インフルエンザにかからないのが一番です!)
◉飛沫感染(ひまつかんせん)
感染者のくしゃみや咳によって、インフルエンザウイルスを含んだ「細かい水滴」が周囲に飛び散ります。この小粒子を飛沫といい、その数は、1回のくしゃみで約200万個、咳で約10万個といわれます。感染者からおよそ1~1.5メートルの距離であれば、直接に周囲の人の呼吸器に侵入してウイルスの感染が起こります。
◉接触感染
くしゃみや咳によって飛び散った「ウイルス」が付着したモノに触れることによって起こる感染です。手についたウイルスを目や鼻、口などに無意識にもっていくことにより、粘膜からウイルスが侵入します。ウイルスは乾燥した環境中では長時間生きつづけることができるので、感染者が使用した電話やドアノブ、食器、交通機関のつり革などにウイルスが付着して、後からそれを触ったヒトに感染が起こります。
◉空気感染
飛沫から水分の飛んだ、ごく細かい粒子(飛沫核)が長い間空中に浮遊するために、感染者と同じ空間にいる人がウイルスを吸入することによって起こる感染です。飛沫核感染(ひまつかくかんせん)とも言われます。狭い気密な部屋などでは粒子が比較的長く浮遊することがあり、特に空気が低温で乾燥していると、ウイルスはより長く感染性をもち続けています。このような条件がそろうと空気感染が起こります。
インフルエンザ予防1:「手洗いの徹底」手や指などに付着したインフルエンザウイルスを洗い流しましょう。
インフルエンザ予防2:「適度な温度、湿度を保つ」加湿器などで室内の適度な湿度を保ちましょう。
インフルエンザ予防3:「休養とバランスのとれた栄養摂取」体力をつけ、抵抗力を高めて感染しにくい身体作り。
あれれ、もしかしたらインフルエンザ?
インフルエンザの症状とは…
・ノロウイルス(感染性症胃腸炎) 12月、1月、2月がピーク
・インフルエンザ 12月後半、1月、2月がピーク
・ロタウイルス(感染性症胃腸炎) 1月、2月、3月がピーク
・感染すると半日で症状が現れる。
(初期感染は「生牡蠣」など食品から感染するケースが多い)
症状:突然の嘔吐、下痢、発熱、悪寒
・感染力が強いので「うつりやすい」
・ウイルスの飛ぶ距離は2〜3メートル
・ウイルスは「排泄物」「吐物」の中にも数多く潜んでいる
・ウイルスの排泄期間は「発症数時間前から最大7〜10日間」
・症状の多くは2〜3日で改善する。
・嘔吐が軽快した後の水分補給と安静が大事。
・ノロウイルスに効く特別な治療法は現在ない。
★★★ 注:体力の弱い高齢者や乳幼児は脱水などの症状が強く出る傾向にある ★★★
●ノロウイルスは「たちが悪い」ウイルス!
- 吐物などの後始末が不十分だと感染が広がる傾向がある –
・吐物が乾燥してもウイルスは健在!
・吐物から横に2メートル飛散する
・吐物から床上160cmまで飛散する(目や口の高さ)
・時間にして「1時間」漂っている
・飛散したウイルスは2〜3日間も生きている!
吐物は「正しい方法」で「完全」に処理をする!
1:処理する際は手袋、マスクをする。(腕時計、指輪は外すほうが好ましい)
2:吐物が乾燥してもウイルスは健在です。全ての吐物を完全に拭き取りま
しょう。(注)掃除機で処理しない。ウイルスは掃除機の中で生きています!
3:吐物を拭き取った布、手袋、マスクはビニールなどに包み廃棄する。
4:吐物を拭き取った後は0.1%の次亜塩素酸(キッチンハイター等)で消毒。
(アルコール消毒は効果がない!)
5:処理終了後は流水と石けんで20秒以上手洗いし、洗い流す。
その後、アルコールジェルを使用。できればいつものタオルではなく
ペーパータオルで手を拭き、そのペーパータオルも廃棄する。
6:可能であれば「窓を開けて」十分換気をすると良い。
※ ノロウイルスは非常に小さいウイルス(細菌の1/30〜1/100)なので、手のしわに入り込みます。トイレットペーパーを10枚重ねても突破して指につきます。手についたウイルスはドアノブを介して感染するので、排泄物、吐物に触れてしまった場合は、特に丁寧な手洗いを心がけましょう。
・感染すると1日半〜2日で発熱・全身倦怠感・咳・筋肉痛などの症状が現れる。
★特に気をつけなければならない症状!
症状1:痙攣(けいれん)する
症状2:意識がおかしい(ボ〜っとして、呼びかけに対する反応が悪い)
症状3:呼吸がおかしい(呼吸がいつもより速く、全身を使って呼吸している)
症状4:呼吸がおかしい
・ウイルスの飛ぶ距離は2mくらい
・予防接種で重症化を防ぐことが可能。(かかったとしても重症になりずらい)
まめ知識1
お子さんの通っている学校や幼稚園、保育園で、インフルエンザと診断されたに感染している子が居る場合、インフルエンザに感染している可能性があります。周囲にインフルエンザの流行がある場合には、受付時にお伝えしていただけると助かります。看護師が診察前にお話に伺う際に、通っている学校名・施設名、学年、組等の情報をお伝え下さい。峯小児科では各施設での流行状況を把握している場合が多いので、診断情報として活用させていただきます。
まめ知識2
抗ウイルス剤(タミフル・リレンザなど)を使うと1~2日で熱は下がります。しかし、これは治ったわけではありません!ウイルスの働きが弱くなっただけです。「感染力」が無くなったわけではないのでまだヒトに移しますので、引き続き注意が必要です。
ご自分の「車の中」での待機を希望する場合、その旨をお伝えください。診察前の問診が終了してから、連絡の取れる状態にし、診察までの間「車の中」で待機することができます。また院内での相互感染を防ぐため、スタッフからご自分の「車の中」での待機をお願いすることもありますのでご協力下さい。
・峯小児科ポケットベルをお渡しします。
・携帯電話で順番をお知らせすることも可能です。
年末年始はお休みのところが多く、医療機関のスケジュールも例外ではありません。「夜間や休日」における埼玉県、さいたま市、岩槻区などの「小児救急情報」が岩槻医師会のホームページにまとめてありますので、予備知識としてご紹介いたします。
- 岩槻医師会ホームページより -
★日曜日、祝日(日中)に診療をしている岩槻近隣の医療機関
http://www.iwatsuki-med.or.jp/sunday.html
★日曜日、祝日(夜間)に診療をしている岩槻近隣の医療機関
http://www.iwatsuki-med.or.jp/night.html
★小児の救急電話相談(さいたま市 / 埼玉県)
http://www.iwatsuki-med.or.jp/kids-emergency.html
★埼玉県 救急医療情報センター
http://www.iwatsuki-med.or.jp/emergency-center.html
峯小児科では11月1日より「インフルエンザ予防接種」をはじめました。インフルエンザ・ワクチンは 年齢 によって「接種量」、「接種回数」が変わってくる予防接種です。安全な予防接種のため、「峯小児科 声だし本人確認」に是非ご協力下さい。
特に「年齢が近い兄弟姉妹」がいらっしゃる家庭の場合、母子手帳の管理には十分に気をつけましょう。
例)間違って「お姉さん」の母子手帳をもってきてしまう場合
例)誕生日が過ぎたばかりで、年齢を間違えてしまう場合
・6カ月以上3歳未満の方は「1回0.25mL」で「2回接種」
・3歳以上13歳未満の方は「1回0.5mL」で「2回接種」
・13歳以上の方は「1回0.5mL」で「1回接種」
一般的に、風邪は様々なウイルスによって起こりますが、普通の風邪の多くは「のどの痛み」「鼻汁」「くしゃみ」や「咳」等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。「発熱」もインフルエンザほど高くない場合が多く、重症化することはあまり多くありません。
一方、インフルエンザは「インフルエンザウイルス」に感染することによって起こる病気です。「38℃以上の発熱」「頭痛」「関節痛」「筋肉痛」等、全身の症状が突然現れます。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。稀に急性脳症や肺炎、中耳炎を合併する場合もありますので、「ぐったり」してご心配のようなら、早めに診察されるようお願いします。
インフルエンザを診断するため「インフルエンザ迅速検査」を行います。しかし、発熱直後はインフルエンザ迅速検査での診断が難しいので、診断を確定するために「再来院」をお願いする場合があります。検査を希望する場合は少なくとも発熱から12時間、できれば16時間経過してから受診をするようお願いします。
11月1日より、肺炎球菌ワクチンが「7価」から「13価」へ変更しました。と言われても「ピン」とこないと思いますので、少し説明をします。 「価=種」と言い直せば解り易いかもしれません。肺炎球菌といっても、実は色々な種類の肺炎球菌が存在します。 今迄のワクチンは「7種類」の肺炎球菌にしか対応していなかったのですが、新しいワクチンは「13種類の肺炎球菌」に対応したものになります。 性能が良くなったとご理解していただいて良いかと思います。
これから「肺炎球菌ワクチン」の予防接種を始める方には気にならない事ですが、すでに肺炎球菌「7価」の接種を何回か接種している方も、そのまま「13価」の肺炎球菌ワクチンを接種していただけます。
「お薬手帳」は「薬局」でもらうアイテムなので、薬局でしか使わないものと考えられているかもしれません。しかし、医師も「お薬手帳」を活用できるのです。特に、他の病院で受診されている患者さんの場合、どのような診断で、どのような処方をしてもらったのかを知る手段として、お薬手帳は重要な「羅針盤」の働きをしてくれます。「お薬手帳」も一緒にお持ち頂くことで、診療もスムースに進みます。受診の際に「薬」に関しての疑問・質問等がありましたら、お薬手帳を持参の上、遠慮なくお尋ねください。
「峯小児科」の駐車場が増えました。第一駐車場(医院正面)5台の他に、医院の右隣スペースが第二駐車場(13台)として活用できるようになりました。「一方通行」での出入りとなりますので、ご利用の際は十分ご注意ください。第二駐車場の増設に伴い、11月7日より第三駐車場(道路を挟んだ向かい側)の駐車代数が10から「6台」へ減りましたので、ご利用の際は「峯小児科の表示」をご確認のうえ、駐車をお願い致します。
休日当番医のため、診察しております。
峯小児科では、ワクチンの誤接種を防ぐ為に「医師、看護師」の間で「誰に・何のワクチンを接種するのか」声を出して確認しております。最終的には接種するお子さん、 またはその親御さんにも「名前」と「接種するワクチン」の確認をいたします。名前についてはお子様ご本人か、付き添いの方から名字と名前を言って頂いています。 本人である事、そして「ワクチン」が「予約したもの」であることを確認の上、予防接種をうけるようにご協力下さい。
予防接種には沢山の種類があります。そして安全な予防接種のためには「接種間隔」がとても重要です。特に、峯小児科で初めて予防接種をされる方に注意していただきたい事は、過去に接種したワクチンの情報です。「いつ、どこで、何のワクチン」を接種したのかをきちんとお伝え下さい。過去に接種したワクチンは「母子手帳」に記載されておりますので、ご予約時、診察時に予め必ずご用意ください。
兄弟・姉妹での「母子手帳」の間違いが増えております。今一度ご確認をお願いします。
医療専門用語は患者さんにとっては読み慣れない漢字が多いかもしれません。そこで、一般の人達にわかりやすくするためにか「複数の病名」が存在する場合があります。例えば「流行性耳下線炎(りゅうこうせいじかせんえん)」は「おたふく風邪」として知られている病気です。今回気をつけていただきたい病気は「麻しん」と「風しん」です。
「三日はしか」とは「風疹(ふうしん)」の事を指し、「はしか」とは「麻しん(ましん)」の事を指します。「三日はしか」と「はしか」は同じ病気ではなく、全く違う病気なので注意が必要です。特にご予約の際は気をつけてください。
HPV(子宮頸がんワクチン)とロタウイルスワクチンの2つは「ワクチンの製造メーカー名」も確認が必要です。この2つのワクチンだけは、製造メーカーにより接種間隔や接種回数に違いがあります。途中から他のメーカーのワクチンへの変更はできません。母子手帳で確認して下さい。
〒339-0057
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※土曜日のみ、13:30~15:00とさせて頂きます。
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午前の一般診療の状況により開始時間が前後する事がありますのでご了承ください。
木曜日、土曜日午後、日曜日、祝日
月火水金 :09:00 ~ 18:00まで
木 :09:00 ~ 12:00まで
土 :09:00 ~ 15:00まで
048-756-0070
048-758-7667
乳幼児健診・予防接種のご予約は「お問い合わせ:048-756-0070」へご連絡下さい。