日本脳炎の予防接種は、夏(7月)までに「2回」の接種が必要なワクチンです。ご予約の際は「2回分」をご指定ください。1回目と2回目の接種期間は「6日」以上の間隔をおきましょう。
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▼インフルエンザの動向
先日の「2度の大雪」のおかげか、一時的に多くの人が外出を見合わせた事で「感染経路」が断たれ、また同時に湿度も上がり、ウイルスのもっとも苦手な環境が整のいました。
現在は一段落してきたように思えますが、今年は例年と違って「3種類のインフルエンザ」がほぼ同時期に流行しております。まだまだ油断は禁物です。まだ一定期間は流行が「ダラダラ」と継続する傾向にありますので十分に注意をしましょう。
▼日常生活でできるインフルエンザ予防
インフルエンザ予防1:「手洗いの徹底」手や指などに付着したインフルエンザウイルスを洗い流しましょう。
インフルエンザ予防2:「適度な温度、湿度を保つ」加湿器などで室内の適度な湿度を保ちましょう。
インフルエンザ予防3:「休養とバランスのとれた栄養摂取」体力をつけ、抵抗力を高めて感染しにくい身体作り。
▼インフルエンザの感染経路を知る
◉飛沫感染(ひまつかんせん)
感染者のくしゃみや咳によって、インフルエンザウイルスを含んだ「細かい水滴」が周囲に飛び散ります。この小粒子を飛沫といい、その数は、1回のくしゃみで約200万個、咳で約10万個といわれます。感染者からおよそ1~1.5メートルの距離であれば、直接に周囲の人の呼吸器に侵入してウイルスの感染が起こります。
◉接触感染
くしゃみや咳によって飛び散った「ウイルス」が付着したモノに触れることによって起こる感染です。手についたウイルスを目や鼻、口などに無意識にもっていくことにより、粘膜からウイルスが侵入します。ウイルスは乾燥した環境中では長時間生きつづけることができるので、感染者が使用した電話やドアノブ、食器、交通機関のつり革などにウイルスが付着して、後からそれを触ったヒトに感染が起こります。
◉空気感染
飛沫から水分の飛んだ、ごく細かい粒子(飛沫核)が長い間空中に浮遊するために、感染者と同じ空間にいる人がウイルスを吸入することによって起こる感染です。飛沫核感染(ひまつかくかんせん)とも言われます。狭い気密な部屋などでは粒子が比較的長く浮遊することがあり、特に空気が低温で乾燥していると、ウイルスはより長く感染性をもち続けています。このような条件がそろうと空気感染が起こります。
▼インフルエンザ 2014年の動き
毎年寒い季節に「大小の流行」を繰り返すインフルエンザ。昨年12月にはほとんど流行していませんでしたが、今年1月に入り、インフルエンザの患者数も増え「流行」の兆しがでてきましたのでお知らせいたします。1月現在、さいたま市内で確認されているインフルエンザは3種類あります。
1:A型(香港A型)
2:A型(H1N12009型 いわゆる新型インフルエンザ)
3:B型
インフルエンザとは、インフルエンザ・ウイルスに感染することにより発病します。ここで「まめ知識」として注目したいことは「インフルエンザ・ウイルスは1種類ではない!」という事です。
さいたま市内では1月現在、「3種類」のインフルエンザが確認されているので、「3回インフルエンザになる」可能性が否定できません。この事を胆に命じて、「日々の予防習慣」をこころがけましょう。(防げるものは防ぐ!インフルエンザにかからないのが一番です!)