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▼「連休中」や「夜中」に急に具合が悪くなったら

年末年始はお休みのところが多く、医療機関のスケジュールも例外ではありません。「夜間や休日」における埼玉県、さいたま市、岩槻区などの「小児救急情報」が岩槻医師会のホームページにまとめてありますので、予備知識としてご紹介いたします。
– 岩槻医師会ホームページより –

★日曜日、祝日(日中)に診療をしている岩槻近隣の医療機関
http://www.iwatsuki-med.or.jp/sunday.html

★日曜日、祝日(夜間)に診療をしている岩槻近隣の医療機関
http://www.iwatsuki-med.or.jp/night.html

★小児の救急電話相談(さいたま市 / 埼玉県)
http://www.iwatsuki-med.or.jp/kids-emergency.html

★埼玉県 救急医療情報センター
http://www.iwatsuki-med.or.jp/emergency-center.html

▼お薬手帳のはなし

「お薬手帳」は「薬局」でもらうアイテムなので、薬局でしか使わないものと考えられているかもしれません。

しかし、医師も「お薬手帳」を活用できるのです。特に、他の病院で受診されている患者さんの場合、どのような診断で、どのような処方をしてもらったのかを知る手段として、お薬手帳は重要な「羅針盤」の働きをしてくれます。

「お薬手帳」も一緒にお持ち頂くことで、診療もスムースに進みます。
受診の際に「薬」に関しての疑問・質問等がありましたら、お薬手帳を持参の上、遠慮なくお尋ねください。

▼「インフルエンザ」と「普通の風邪」の違い

一般的に、風邪は様々なウイルスによって起こりますが、普通の風邪の多くは「のどの痛み」「鼻汁」「くしゃみ」や「咳」等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。「発熱」もインフルエンザほど高くない場合が多く、重症化することはあまり多くありません。

一方、インフルエンザは「インフルエンザウイルス」に感染することによって起こる病気です。
「38℃以上の発熱」「頭痛」「関節痛」「筋肉痛」等、全身の症状が突然現れます。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。稀に急性脳症や肺炎、中耳炎を合併する場合もありますので、「ぐったり」してご心配のようなら、早めに診察されるようお願いします。

▼肺炎球菌ワクチンが新しくなりました (7価から13価へ)

11月1日より、肺炎球菌ワクチンが「7価」から「13価」へ変更しました。と言われても「ピン」とこないと思いますので、少し説明をします。

「価=種」と言い直せば解り易いかもしれません。肺炎球菌といっても、実は色々な種類の肺炎球菌が存在します。

今迄のワクチンは「7種類」の肺炎球菌にしか対応していなかったのですが、新しいワクチンは「13種類の肺炎球菌」に対応したものになります。 性能が良くなったとご理解していただいて良いかと思います。